環境法の構造

query_builder 2023/04/03

環境法の全体像

環境法制の構造  一口に環境関連の法律と言っても地球環境から身近な公害関連、廃棄物関連といったものまで 多岐にわたります。以下に環境法の全体像を示します。 環境基本法 ⁽地球環境⁾ ⁽公害⁾ ⁽廃棄物・3R⁾ ⁽化学物質等⁾ ⁽生物多様性⁾   温暖化対策推進 水質汚濁防止法 ⁽循環型社会形成推進基本法⁾ 化審法 {生物多様性基本法⁾   法 大気汚染防止法 化管法 省エネ法 土壌汚染対策法   毒劇法   フロン排出抑制 騒音規制法 廃棄物処理法 ダイオキシン特 自然環境保護法 法 振動規制法 PCB廃棄特措特 措法 環境影響評価法 オゾン層保護法 悪臭防止法 法 水銀汚染防止法 鳥獣保護管理法 再エネ特措法 下水道法 各種リサイクル 消防法(危険物) 種の保存法 気候変動適応法 浄化槽法 法 労働安全衛生法 外来生物法  この法律の中には何故環境法かと思われる方もいらっしゃると思いますが、消防法に関しては 油の河川や海への流出が生活環境の頬善を脅かすものとして関連があります。また、労働安全衛 生法は屋内の労働環境に存在する有害な化学物質を規制しています。  うちの会社は環境法と関連がないと思いがちですが、意外に環境関連の法律との関連があるの です。  現実に農業を営んでいる会社の重油タンクから重油が流出し、河川に流れでることで消防や地 方公共団体の公害担当部署のみならず警察まで出動する騒ぎになることが多々あります。  地方公共団体が法律を補完する意味で条例を制定している例もあります。これらも環境法制の 一種です。ちなみに静岡県条例の正式名称は「静岡県生活環境の保全等に関する条例」です。 これら条例は法律より厳しい基準を定めているケースがあるので要注意です。  環境関連の法律等を見てきましたが、詳細は別の項に記載しますのでこちらもご覧ください。